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エンジン班

学生ロケット団体が用いるハイブリットロケットのエンジンは,火薬や扱いの難しい液体酸素を用いずに,液体の亜酸化窒素と固体のプラスチックの2つの物質を扱う比較的安全なエンジンを用いたロケットです.

COREでは,市販であるCesaroni Technology社のHyperTEKエンジンを用いた打上げから始まり,現在では,エンジンを自ら設計し製作しています.

燃焼班

燃焼班では,エンジンの点火に用いるGSEの作成・管理を行います.

GSE(Ground Support Equipment)とは,ロケットの酸化剤である亜酸化窒素・酸素及び,駆動部に使う窒素のラインを管理するシステムです. 打ち上げ当日はもちろん,エンジンの検証を行う燃焼試験でも必要不可欠なシステムです.

Sim班

Sim班では,燃焼試験で得られた推力の履歴やロケットの全長や重心位置などの諸元を用いて,ロケットの軌道を計算します.

PythonやC言語のプログラムをもとに,ロケットの速度や高度,流体力学に基づいた空力の数値を計算し, 打上げに使用するランチャが適切に使用されるか,安全な範囲にロケットが落下するかを検証します.

avionics

電装班

電装班では,ロケットの減速落下のための開放機構を適切に操作こと, また飛行軌道・高度を解析するデータログを収集ことを目的として, 気圧・加速度センサや無線機器を搭載し,それらを管理するシステムを構築します.

overview

プロジェクト発足

COREでは,8月能代宇宙イベント,3月伊豆大島共同打上実験と1年で2回のプロジェクトに向けて機体の製作を行っています.

各プロジェクトの発足の際に,プロジェクトの目標となるミッションを決定しています. 近年では,8月能代で剣岳や富士山を超える「到達高度」の更新.あるいは,11月伊豆大島で機体内で絵を描く,みかんジュースなど"独自ミッション"に挑戦しています.

これらを軸に性能や計画を詰め,プロジェクトの方向性を決定します.
打上げの様子
能代宇宙イベント
打上げ前準備
能代宇宙イベント

設計・審査

伊豆大島共同打上実験
現地での審査
3DCADでの設計
ミッションの決定に基づいて,各班設計・製作を行います.

能代宇宙イベント,伊豆大島共同打ち上げ実験ともに,打上げにおける安全を審査する,書類審査があります. 打上げに使用するランチャを破壊しないよう安全に飛翔できるか,適切な範囲を飛行するかが,機体の重心や空力設計値をもとに審査されます.

打上げ

打上げ当日には,書類審査に沿った機体であるか,現地での実測審査が行われます.これに合格して始めて,ランチャに機体を挿入する事ができます.

当日は,周辺の空域・海域や周辺地域を利用・管理する方にご協力をいただき,事前に決められた打上げ時間がウィンドウとして設定されています. 共同打上実験の安全監督や,責任者の許可のもとPMが点火シークエンスを行い,実際にロケットを打ち上げます.
飛翔中のロケット
打上げの様子
伊豆大島共同打上実験点火シークエンス
打上げ前の準備

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structure

構造班

構造班では,ミッション決定に基づき,3DCADを用いてロケットの構造を設計します.

ノーズ,開放,電装,推進,フィンの5つの部に分かれ,推力による圧縮・引張応力・空力荷重などを考慮し, 破壊されないよう,安全な構造を設計します.
また,CFRPやアルミなどの材料について,シミュレーションによる強度評価や実機実験を行い軽量化を行います.
3DCADでの設計
機体組み立て
能代宇宙イベント現地での審査

ノーズ部

開放部

ノーズ形状の選定,強度評価を行い,3Dプリンタを用いて,ノーズ部を製作します.
製作後,実機を用いて荷重試験を行い,適した強度があるか確認します. 開放の構成によって,ノーズが開放する場合もあります.

開放部

ロケットには,機体を安全に落下させるために,パラシュートを内蔵しています. 機体の一部を開放させることで,そのパラシュートを放出しています. 開放部では,それらの機構を設計・開発します.